第１章　集団脱走 - バラ色の人生日記

総体が終われば３年生は引退ですので、当然２年生の中からキャプテンが選ばれます。

当然監督が決めるのですが、２年生の中で誰がなるのかそわそわしているはず。

・・・・だったのですが、そうわならなかった。

なぜって、２年生６人全員が卓球部を辞めると言うんです。

そう、小学校５年生の時に「６年生が早く居なくなればいいのに」と思ってたその先輩達が居なくなりました。

まぁ他校との力の差といい、やる気のなさといい、仕方のないところもありましたが、私には考えられない選択でした。

念のため言っておきますが、決して１年生が強くてレギュラーを取れそうもないとかのレベルの問題ではありません。

監督とのやりとりがどうだったのかはわかりませんが、私たちにお別れの言葉もなく彼らは去って行きました。

カンサスです。

邦題は「すべては風の中に」だったでしょうか。

お別れの曲ですね。

２・３年生との別れは全く悲しくなかったのですが、今更ながら彼らに捧げます。

今頃何してるんだろう。

少なくとも卓球やってるという噂はききません。